What happend to VIRGIN MEGASTORE in NYC 変わりゆく音楽とその形

数年前から頭の隅にあった疑問に問いかけてみよう。
いい機会かもしれない。

思えば、小学生の時、TVから流れる南野洋子や中山美穂(忍もね)、光GENJIをカセットデッキで録音するたびに、「しーっ!録音するから!」と、家族を静まりかえらせてはRECしていた。一時停止ボタンに指を置き、構え、司会者の言葉に耳を傾け、集中しそして、解説終了時点に合わせてドンッ!とREC。今思えば非常に難しい行為である。
そしてすこし成長して、駅前にあったレコードレンタル屋さんで、男闘呼組のTIMEZONEのドーナツ版を借りて、父さんの自慢のオーオをこっそりいじくっては、怒られて、それでも針の落す瞬間の感動に夢中で・・・。
レコ屋の店長が「男闘呼組好きならこれも聞いてみな。」って、無料で貸してくれたのがLOUDNESSだった。衝撃的だった。僕にとって、初めて本物の音楽に触れた瞬間だったのかもしれない。

その直後、CDデッキ発売。
おばあちゃんのおうちを掃除して買ってもらった最初のCDラジカセが、今なお脳裏から離れることはない。重低音が売りだったaiwaのCDダブルカセットラジオオーディオプレイヤー。
街にはたくさんのCD屋さん、CDレンタル屋さんが増えていき、僕は中学生になった。
近所のおにいちゃんにいっぱい聞かせてもらったアメリカのハードロックやイギリスのロック、パンク、オルタナティブ、グランジ。
METALLICA,MAGADETH,PANTERA,MOTLEY CRUE,GUNS N' ROSES,AEROSMITH,SKID ROW,MR.BIG,EXTREME,POISON,WARRENT,TNT,WHITE SNAKE,WHITE LION,LA.GUNS,SLAYER,ああ、きりがない。全部カセットテープにダビングしては保管していた。
カセットにはペンで自分でTITLEや曲名を記入して、雑誌「BURN!!!」のCD紹介コーナーを切り取り、
一緒に同封してはニタニタしながら、聞いていた。

GUITARを弾き始めた頃、周りは「JUN SKY WALKERS」「BOOWY」「COMPLEX」「ユニコーン」で盛り上がっていた。僕は中2の頃、好きな女の子に「これ聞いてみて。ぶっ飛ぶから。」って、JIMI HENDLIXのLIVEのCDを貸したら、「気持ち悪い」とすぐに返されたのを覚えている。
この頃は、乾いたスポンジのごとく、いろんな音楽を吸収していった。音楽の理論やバックグラウンド、そんなもの、どうでもよかった。かっこいい音をどんどん聞いて、真似して、大音量で聞いた。仕舞いには自転車のカゴにスピーカーを搭載して初期型カセットWALKMANで流した。
神奈川テレビ42CHでミュートマという音楽番組もよく見ていた。COBRA、BLUE HEARTS,LAUGHIN NOSE,NEWROTeKA,そこからSEX PISTOLS,THE CLASH,RAMONES,HANOI ROCKS,NEW YORK DOLLS,BLACK FLAG,GENERATION X、それとRED HOT CHILIPEPPERS。   
BANDなんかもやっていて、OZZY OSBOURNE、MR.BIG,EXTREME,いろいろやったけど、中学最後は結局、RAMONESとNIRVANAで締めくくった。

CDラジカセが音跳びし始めた頃、高校生になり、CD WALKMANの音跳びにイライラしながらもそーっと運びながら聞いていた。
香水をつけて、ギバちゃんヘアーで、あちこちにピアスをつけて、そして腰履きして引きずった制服。
クラスにいたボンボンに、今まで買い集めたHARDROCKのCDを売りつけて、女の子にもてる為に覚えたMR.CHILDREN。
CLUBに通うようになり、チーマーなんて呼ばれてみたりして、HIP-HOPに出会う。ターンテーブルの存在に気が付いた頃だ。HOUSE OF PAINやJAZZY JEFF,BEASTIE BOYS,とにかくPARTY TUNEばかり聞いて、粋がって、ナンパして、爆音なら何でもよかったあの頃。その頃のPARTYと呼ばれたCLUBは、PUNK TIMEがあった。突然、DANCEものから切り替わり、HARDCOREやPUNKがかかり、男達がMOSH PITに入り暴れる。横浜では、COKEHEAD HIPSTERS、NOFX,BAD RELIGIONのほかになぜかチェッカーズが流れてTWISTして終わるという、一連の流れがあった。バイカーだとか、なんだとか・・・。

個人的にこの頃、極度に貧乏で音楽を聴く手段が小さなCD WALKMANとTAPEを聞くためのSHOCK WAVEしかなかった。18歳、HI-STANDARDやGMF,ヌンチャク、RUDE BONES,HUSKING BEE,SHERBET,BDB,DRAGONS,雷矢、SWITCH STYLE,ああ、掘った掘った。
Minor Threat,7secound,Misfits,Fugazi,Fish Bone,BadBrains,H2O,Sick of it all,Agnostic Front,Mad Ball,CIV,SOCIAL DISTOTION,GREENDAY,Gadgits....
レコードを散々掘って、新宿や下北沢、いろいろ歩いた。
ライブハウスでDJもやったりして、カセットTAPEをよく人にプレゼントしていたなあ。
PUNK BANDなんかやったりして、とにかくPUNK一本だった。

CDコンポとレコードプレーヤーを買った。
ONKYOを奮発して買ったのを覚えている。これにはMDが搭載されていた。一時期はARTISTも作品をMDで発表していた。しかし、歌詞カードが小さすぎるとか、CDと大差がない、などからかなあ、すぐに販売の形はCDで、それを消費者がMDにダビングして持ち歩く、という形が形成された。そしてMD WALKMAN。
優れものには、曲名が見えるものまであった。RADIOでは「見えるRADIO」とかいって、カーステに曲名が見えたりしてたのもこの頃じゃないかなあ。

CD WALKMANよりも各段に音跳びが減ったMD WALKMANは持ち運びに最適だった。小さくて、跳び辛い。カラフルで斬新でもあった。それでも絶対にはなくならなかった音跳び。カセットなら絶対に跳ばないが、巻き戻しや早送りと、操作に時間がかかる。CD WALKMANの音跳びぶりは世界一だったし、MD WALKMANはいろいろ録音しすぎて、どこになにが入っているか分からなくなって、それですぐに音跳びして、使えなくなったり・・・・・。
結局、カセットのSHOCK WAVEでRANCIDを聞きながら、歩いていた。

一家に一台のPC時代到来。
早い人はすでにもっていたiPOD。
まさに全ての問題をクリアした世界最強の音楽再生器。
が、APPLEユーザーだけが使う変わったものでしかなかった。
が、WINDOWSでも使用可能になった瞬間、世界中の音楽の形がCDからデータに変わったのかもしれない。MP3?なんだそれ。 しかし、POPでHIPなTV CMで一気に人気上昇。今じゃあ、電話にまでなった。

こう思い返すと、iPODやその他のMP3 PLAYER、携帯電話でも音がダウンロード可能で・・・。
ここだな。CDがなくなる原因は。
そもそもCDは消耗品だし、データなら半永久保存可能。
音跳びするCD、一切音跳びなし、iPOD。
U.S.だとCDにFBI ANTI PIRACY WARNINGなどと記されていて、時々PCにダウンロードできなかったり、再生できなかったり、ケースが割れていたり、歌詞カードに力が全く掛かっていなかったり。

冷静になると自然な時代の流れなのかもしれない。
RADIO→レコード→TV→カセット→CD→DAT→MD→MP3
嗚呼、おれの言いたい事は所詮、昭和の残物の泣き言に過ぎないのか。
俺>「Oi、VIRGIN潰れるってYO!」
Someone>「へえ、そーなんだ。しょうがないんじゃない?」
やっぱりそうだ。この経済下落とともにCD時代に幕を閉じようとしているんだ。
嗚呼、俺はこのまま指をくわえて黙ってみていることしか出来ないのか。





おんがく[音楽]:

音による芸術。拍子、節、音色、和声、などに基づき種々の形式に組み立てられた曲を奏するもの。
器楽と声楽とがある。
楽。
ミュージック。
日本往生極楽記「-空に遍く、香気室に満てり」

広辞苑より



Todayz Musiq>GANG STARR/Moment of Truth
このCDを友人からGIFTされて、やはりDATAよりCDのほうがいい事もあると再確認。
僕らアナログ世代。PEACE!
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by inmymindfromnyc | 2009-05-17 01:36 | Music
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